一斉を風靡したナポリ・ピッツァ、ダル・プレジデンテの現状
今は記憶も遠くなりつつある1994年のこと。ナポリでG7サミットが開かれて、当時のアメリカ大統領ビル・クリントンが1934年創業の老舗「ディ・マッテオ Di Matteo」にピッツァを食べに行ったことがあった。クリントンがピッツァを頬張る様子は世界中の多… 続きを読む
今は記憶も遠くなりつつある1994年のこと。ナポリでG7サミットが開かれて、当時のアメリカ大統領ビル・クリントンが1934年創業の老舗「ディ・マッテオ Di Matteo」にピッツァを食べに行ったことがあった。クリントンがピッツァを頬張る様子は世界中の多… 続きを読む
毎年秋になるとイタリアにおけるレストラン・ガイドの最新版が発表になり、ガストロノミー界が一層賑わう時期だが、過日ナポリのカラッチョーロ宮でガンベロ・ロッソのピッツェリア・ガイド Gambero Rosso Guida Pizzeria d’Ital… 続きを読む
来たる2018年9月13日(木)ローマで第1回「ピッツァ・ロマーナ・デイ Pizza Romana Day」が開催される。近年イタリアでは従来の “ナポリ・ピッツァ>ローマ・ピッツァ” という図式が見直されつつあり、さらに第三勢力として… 続きを読む
ヴェローナ近郊にある「サポレ SAPORE」で活躍中のレナート・ボスコは、シモーネ・パドゥアンと並ぶ北部グルメ・ピッツァの先駆者。本書「Mono Pizza モノ・ピッツァ」は、彼の仕事における研究を網羅した、イタリアの最先端ピッツァを俯瞰する大著である。… 続きを読む
今イタリアのピッツァの世界でもっとも敬意を払われているピッツァイウオーロが誰か?といえばいろいろ異論はあるだろうがフランコ・ペペをその一人に推さないわけにはいかない。ここ数年Identita Goloseのジャーナリスト、パオロ・マルキらを中心に「イタ… 続きを読む
パスタと並ぶ“国民食”ピッツァ。しかし、その存在は長いこと軽んじられてきた。美味しいピッツェリアといえば、“本場ナポリ式”かどうかが判断基準の一つであり、ピッツァはどちらかというと味よりも値段、安くてなんぼな代物であることが多く、なんとなくナポリ式な… 続きを読む
8月のある日、最新のローマ・ストリートフード事情を観察してみようと1日旧市街を歩き、パニノテカ、バール、ピッツェリアなどをあちこちのぞいてみたがローコストフードの大きな流れが主流を占めているのはフィレンツェと変わらず、ちょっとスタイリッシュなパニノテ… 続きを読む
ナポリ下町の極地にしてピッツェリア超激戦区、スパッカ・ナポリのトリブナーリ通りに 「ディ・マッテオ」はある。スパッカ・ナポリの多くのピッツェリア同様「ディ・マッテオ」もいわゆるスップリやアランチーノ、さらには揚げピッツァ「ピッツァ・フリッタ」などを売る… 続きを読む
Starita@NAPOLIのアンジョレッティとピッツァ・ナポレターナSTG(Specialita Tradizionale Garantita=サンマルツァーノ+モッツァレッラ・ディ・ブファラDOP)。ナポリではピッツァもDenominazioneを意… 続きを読む
ナポリ滞在二日目、今回のテーマは老舗のピッツェリア巡り。Ciro a Santa Brigida, Di Matteo, Il Pizzaiuolo del Presidente, Da Michele, Trianon, Europeoなどなど。Ciroはちょっと時代遅れだ… 続きを読む