追悼、グラッパ王ジュゼッペ・ナルディーニ
少し前の話になるが今年の4月26日、老舗グラッパ・メーカー「ナルディーニ」のオーナー、ジュゼッペ・ナルディーニが亡くなった。1927年生まれの享年90歳。戦後の苦しい時代にカ・フォスカリ大学経済学部を卒業、以来50年以上に渡り1779年創業のグラッパ… 続きを読む
少し前の話になるが今年の4月26日、老舗グラッパ・メーカー「ナルディーニ」のオーナー、ジュゼッペ・ナルディーニが亡くなった。1927年生まれの享年90歳。戦後の苦しい時代にカ・フォスカリ大学経済学部を卒業、以来50年以上に渡り1779年創業のグラッパ… 続きを読む
「東方見聞録」を書いたマルコ・ポーロが、中国から麺を持ち帰ったことがイタリアにおけるパスタのはじまりだった。そんな間違った説が流布するようになったのは一体いつ頃のことか。一説によれば、それは1929年にアメリカの業界紙「マカロニ・ジャーナル」が掲載し… 続きを読む
2013年9月にオープンした話題の5つ星ホテル。ミラノ・ファッションの中心であるモンテナポレオーネ地区やブレラ地区からわずかな距離にありながらも閑静な住宅街に位置し、外観もホテルというよりは高級アパートメントといった趣。ツアー客は決して訪れないエクス… 続きを読む
プロセッコDOCは年間4億4千万本を出荷、うち75%がイタリア国外で飲まれているスパークリング・ワインです。夏といえばスパークリング、というわけで今年もプロセッコDOCの対日プロモーションがはじまります。第一弾はキャンペーン参加13社のプロセッコが無… 続きを読む
元食肉市場の傍にある肉料理の美味しいことで知られる「ヌオーヴォ・マチェッロ」の“兄弟店”として2014年にオープンしたのが「ラ・ クチーナ・デイ・フリゴリーフェリ・ミラネージ」。こちらは魚料理が主体です。ユニークなのがメニュー構成。食
かつて街のどこにでもあった小さな広場。人々がそこでおしゃべりを通して情報を交換しあっていた、そんな良き習慣を蘇らせたいと生まれたのが「ウン・ ポスト・ア・ミラノ」です。ミラノ中心部からやや離れたポルタ・ロマーナ地区にある「カッシーナ・ク
2015年5月、ミラノ中心部ガレリア脇にオープンした食の総合店「イル・メルカート・デル・ドゥオモ」内のメインダイニング となった「スパツィオ・ミラノ」は、アブルッツォ州にあるミシュラン三つ星レストラン「レアーレ」のシェフ、ニコ・ロミート氏… 続きを読む
「イタリアには、各地に歴史に裏付けられた伝統料理が存在します。そして伝統料理はその土地の素材に支えられている。私は、土地固有の素材と伝統を最新の技術によって再構築した“イタリア料理”を楽しんでもらいたいのです」と話すのがシェフ、アンドレア・ア
ファッションやデザイン関係の事務所 が多く集まるトルトーナ地区で人気のレストランといえば「アル・フレスコ」。その理由は緑と花に溢れた美しい庭に囲まれて食事ができること。景観デザイナーのオーナーが工場跡を改装、飲食店を手がける友人と… 続きを読む
ミラノ中心地から離れて車で15分 ほど。小川のほとりに立つ素朴な佇まいのレストランが「エルバ・ブルスカ」。シェフ、アリーチェ・デルクールが仲間たちと切り盛りするのは、“料理も食べられる菜園”。テラス席から自家菜園を眺めながらの食事が… 続きを読む