シチリア美食の王国へ14 サリーナ@モツィア
フェニキア人から現代へと伝わる手作りの塩田
真夏にトラーパニからマルサラにかけての海岸線を車で走ると、小山のように積み重ねられた無数の塩の山と風車が見える。この地方独特の「サリーナ」と呼ばれるイタリア最大の塩田風景である。今だから言えるが以前真夏にこの… 続きを読む
フェニキア人から現代へと伝わる手作りの塩田
真夏にトラーパニからマルサラにかけての海岸線を車で走ると、小山のように積み重ねられた無数の塩の山と風車が見える。この地方独特の「サリーナ」と呼ばれるイタリア最大の塩田風景である。今だから言えるが以前真夏にこの… 続きを読む
養蜂家から一般客まで訪れる蜂蜜専門店
トラーパニでもう一件、ミジリシェーミの主人に聞いた蜂蜜専門店を覗いてみた。紀元前10世紀に遡るスペイン・バレンシア地方のアラニアの洞窟壁画にも蜂の巣を捕る女性の壁画が描かれているくらいだから地中海全域で古代から蜂… 続きを読む
アフリカをのぞむ荒くれ物の港町の港湾食堂—Bettina ベッティーナ(Trapani トラーパニ)
トラーパニを訪れるのはこれで三度目になるが実はまだ一度もきちんと食事をしたことがない。旅の途中で常に通過するだけの街であった。対岸わずか2… 続きを読む
ワイルド・ワイルド・ウエストなシチリアの農家に泊まる
シチリアのアグリツーリズモにどうしても一度泊まってみたかった。フィレンツェに住んでいるということもありトスカーナ近辺の瀟洒なアグリツーリズモ(私達はアグリと呼ぶ)からディープ・トスカーナのアグリまで… 続きを読む
サン・ヴィート・ロ・カポで出会ったクスクスの女王—Pocho
実はクスクスには苦い思い出がある。というのも生まれてはじめてシチリアの地を旅した95年の夏、孤高の山岳都市エリチェでトラーパニ風クスクスなるものを食べたのだ。この街は標高750… 続きを読む
なぜイタリアなのか。これはイタリアに初めて旅した十数年前からのテーマである。イタリアを好きという人は多い。イタリアブームは終わらないとまでいわれるが、どうしてこんなに惹かれるのだろう。人によっていろんな理由があるだろうが、私達にとっては「イタリア=食… 続きを読む