火山島に1つ星誕生!!ミシュラン・イタリア2015最新事情4シチリア
今こうしてミシュラン・イタリア2015のページを繰ってみると、レストランの栄枯盛衰とは実に顕著だと実感する。その象徴がシチリアで、2002年から2003年にかけて「シチリア美食の王国へ」を書くために連続30日を含む合計60日ほどシチリア全土を食べ歩い… 続きを読む
今こうしてミシュラン・イタリア2015のページを繰ってみると、レストランの栄枯盛衰とは実に顕著だと実感する。その象徴がシチリアで、2002年から2003年にかけて「シチリア美食の王国へ」を書くために連続30日を含む合計60日ほどシチリア全土を食べ歩い… 続きを読む
単に星の数だけで比較するならば、最多星付きレストランを要するのはミラノでもローマでもなくナポリだ。2015年版では2つ星への昇格1件、1つ星への昇格3件を含む合計4件、さらにRavelloから1つ星を獲得したIla Flauto di Panを含めれば一気… 続きを読む
東京駅のホームを見下ろすシャングリラホテル東京のダイニング「ピヤチェーレ PIACERE」のエグゼクティヴ・シェフに新しくアンドレア・フェレーロ Andrea Ferreroが就任した。前任者だったプラート出身のパオロ・ペロシ Paolo Pelosiは、20… 続きを読む
ミシュランの新1つ星リストをみて驚いたのはフィレンツェの大躍進だ。近郊も含めると新たに4件の1つ星が誕生し、合計8件のスター・ホルダーが狭い地域に密集することになったが、これはミシュラン60年の歴史において、フィレンツェ史上初の大事件である。その全容… 続きを読む
ここ数年のストリートフード・ブームにともなって最近やけに耳にする機会が多いのがミラノのストリートフード、モンデギーリ=いわゆるミートボールである。食に関するトレンドはミラノはじめ北イタリアから始まることが多いイタリアだが、ことストリートフード・ブーム… 続きを読む
アルノ川左岸地区、オルトラルノ地区でもひときわ目立つ巨大な建物がピッティ宮。内部にはパラティーナ美術館、近代美術館、銀器博物館、陶磁器博物館など7つの美術館・博物館が入っており、料理好き、器好きならこのコレクションは見逃せない。ピッティ宮の中庭にはカ… 続きを読む
トリノの「トラットリア・アンティケ・セーレ Trattoria Antiche Sere」は家族経営を基本とし、20年以上続く家庭料理の店である。ロータ夫妻が始めた店は現在息子のダニエレとその妻クラウディア、娘のアントネッラが切り盛りし、スローフード協会の… 続きを読む
イタリアで最も重要なレストラン・ガイド「Gambero Rosso」の2015年度版は間もなく発売されるが、ミラノに誕生した新たなトレ・ガンベリ、つまりトラットリアの最高峰に位置する3本エビを授与されるミラノのニューカマーの名はすでに発表されている。そ… 続きを読む
ミシュランのイタリア・レストランガイド「Guida Michelin ITALIA 2015」が2014年11月4日、ミラノで発表されるが、現在イタリアのフード・ジャーナリストたちの間でまことしやかに、いや、いわば既成事実的にささやかれているのが新たなる3… 続きを読む
トリノ郊外にあるリンゴットとは、その昔フィアットの工場があった場所で現在はフィエラ、いわゆるイベント会場となっているが、その巨大な建物の屋上には今もフィアットのテストコースが残されている。このリンゴットが現在イタリアにおける食の聖地のひとつとして知ら… 続きを読む