シチリア美食の王国へ12 ベッティーナ@トラーパニ

アフリカをのぞむ荒くれ物の港町の港湾食堂—Bettina ベッティーナ(Trapani トラーパニ)

トラーパニを訪れるのはこれで三度目になるが実はまだ一度もきちんと食事をしたことがない。旅の途中で常に通過するだけの街であった。対岸わずか2… 続きを読む

シチリア美食の王国へ11 アグリトゥリズモ・ミジリシェーミ@トラーパニ

ワイルド・ワイルド・ウエストなシチリアの農家に泊まる

シチリアのアグリツーリズモにどうしても一度泊まってみたかった。フィレンツェに住んでいるということもありトスカーナ近辺の瀟洒なアグリツーリズモ(私達はアグリと呼ぶ)からディープ・トスカーナのアグリまで… 続きを読む

シチリア美食の王国へ10 ポショ@サン・ヴィート・ロ・カポ(無料公開)

サン・ヴィート・ロ・カポで出会ったクスクスの女王—Pocho 

実はクスクスには苦い思い出がある。というのも生まれてはじめてシチリアの地を旅した95年の夏、孤高の山岳都市エリチェでトラーパニ風クスクスなるものを食べたのだ。この街は標高750… 続きを読む

シチリア美食の王国へ09 ドン・チッチョ@バゲリーア

パレルモ郊外へゆで卵とズィビッボの前菜を食べに

シチリアを初めて訪れた時、強烈に印象に残った店がある。バゲリーアの食堂「ドン・チッチョ」。バゲリーアは18世紀末の、シチリア貴族がいっせいに郊外へ出ていった時代に発展した街である。貴族達がこぞって建てたパ… 続きを読む

シチリア美食の王国へ08 イル・ムリナッツォ@ヴィッラフラーティ

シチリア料理界で今もっとも勢いに乗るミシュラン二つ星

イタリアはガイドブックが充実している国である。出版点数も多いし、レストラン評価もあの本、この本といろいろやっているが、なんといっても一番の権威はやっぱり『ミシュラン』である。フランスに対しては猛烈に… 続きを読む

シチリア美食の王国へ07 サリエル・デ・ラ・トゥール@カンポレアーレ

食事あってのワインを実感。5つのシラー試飲と田舎のシンプル料理

「エノテカ・ピコーネ」のニコラに誘われて、ある日曜日、パレルモの南、カンポレアーレ近くにあるワイナリーへ出掛けた。その日そこでは5つのシラー100%ワインの試飲会があるというのだ。開始時間… 続きを読む

シチリア美食の王国へ06 ソット・ソープラ@パレルモ

インテリが多いから?ワインバー急増のパレルモ

ナイトライフはカターニアだけど、パレルモには文化がある、というのがパレルモ人の口癖。彼らのいうナイトライフとは、パブとかディスコに出掛けることを指す。最近はロカーレとも呼ぶ、クラブとレストランが合体したよう… 続きを読む

シチリア美食の王国へ05 オステリア・パラディーゾ@パレルモ

パレルモ人は行列が好き?並んでも食べたいぴちぴちの魚介料理

「ピッコロ・ナポリ」と並び称される下町系魚食堂「オステリア・パラディーゾ」。実は、「ピッコロ・ナポリ」の兄弟と「オステリア・パラディーゾ」のオーナーは従兄弟同士である。しかしこっちのほうが下町… 続きを読む

シチリア美食の王国へ04 ピッコロ・ナポリ@パレルモ(無料公開)

メニューなし、パレルモの強面も集まる魚介食堂

軽食でないしっかりランチなら、やっぱり魚介、それも市場のそばや下町に行くのが道理である。パレルモには、駅からクワットロ・カンティ周辺にかけて旧市街が残り、地図を見ると道が網の目のように入り組んでいて、歩いて… 続きを読む

シチリア美食の王国へ03 アンティカ・フォカッチェリア・サン・フランチェスコ@パレルモ(無料公開)

庶民の軽食の王、パーネ・カ・メウサ(脾臓のパニーノ)

どんな国の料理にも、庶民の日常料理と贅をこらした高級料理がある。そのどちらにも支持者がいて、どっちがいいということはないのだが、私はどちらかというと庶民料理に惹かれるタイプだ。だからパレルモに来て、… 続きを読む

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