シチリア美食の王国へ07 サリエル・デ・ラ・トゥール@カンポレアーレ
食事あってのワインを実感。5つのシラー試飲と田舎のシンプル料理
「エノテカ・ピコーネ」のニコラに誘われて、ある日曜日、パレルモの南、カンポレアーレ近くにあるワイナリーへ出掛けた。その日そこでは5つのシラー100%ワインの試飲会があるというのだ。開始時間… 続きを読む
食事あってのワインを実感。5つのシラー試飲と田舎のシンプル料理
「エノテカ・ピコーネ」のニコラに誘われて、ある日曜日、パレルモの南、カンポレアーレ近くにあるワイナリーへ出掛けた。その日そこでは5つのシラー100%ワインの試飲会があるというのだ。開始時間… 続きを読む
インテリが多いから?ワインバー急増のパレルモ
ナイトライフはカターニアだけど、パレルモには文化がある、というのがパレルモ人の口癖。彼らのいうナイトライフとは、パブとかディスコに出掛けることを指す。最近はロカーレとも呼ぶ、クラブとレストランが合体したよう… 続きを読む
パレルモ人は行列が好き?並んでも食べたいぴちぴちの魚介料理
「ピッコロ・ナポリ」と並び称される下町系魚食堂「オステリア・パラディーゾ」。実は、「ピッコロ・ナポリ」の兄弟と「オステリア・パラディーゾ」のオーナーは従兄弟同士である。しかしこっちのほうが下町… 続きを読む
メニューなし、パレルモの強面も集まる魚介食堂
軽食でないしっかりランチなら、やっぱり魚介、それも市場のそばや下町に行くのが道理である。パレルモには、駅からクワットロ・カンティ周辺にかけて旧市街が残り、地図を見ると道が網の目のように入り組んでいて、歩いて… 続きを読む
庶民の軽食の王、パーネ・カ・メウサ(脾臓のパニーノ)
どんな国の料理にも、庶民の日常料理と贅をこらした高級料理がある。そのどちらにも支持者がいて、どっちがいいということはないのだが、私はどちらかというと庶民料理に惹かれるタイプだ。だからパレルモに来て、… 続きを読む
南イタリア式お食べ地獄はまず市場見学で予習を
「ヴッチリア、バッラロ、カポ」Ucciria, Ballaro’, Capo
1995年に初めてパレルモを訪れた時、パレルモ近郊の当時ミシュラン一つ星のレストランへ行った。真夏の夜、初めてのシチリアで時差ぼけと暑… 続きを読む
パレルモ事始め—快適なシチリア食の旅を始めるために
シチリアへの旅はやっぱりパレルモから始めるべきだろう。私自身、1995年に初めてこの島を訪れて通算で9回、今回で10回目を数えて、その経験から思うに、やっぱり“とっかかり”はパレルモだなと… 続きを読む
なぜイタリアなのか。これはイタリアに初めて旅した十数年前からのテーマである。イタリアを好きという人は多い。イタリアブームは終わらないとまでいわれるが、どうしてこんなに惹かれるのだろう。人によっていろんな理由があるだろうが、私達にとっては「イタリア=食… 続きを読む